炎はどの方角に上がっているか / ご利用は計画的にね

Title : 平成小判

 

 

先の投稿記事で、代案提示なきクレームは発信側受取側双方に何の発展性も生じず「なるほど、カンに触ったのね、失礼しました」で終わってしまうとの趣旨を書いた。

恐らく炎上させたい側の論法はこういったことではないか。

これだけ怒っている人が大勢いるんだ、撤回しろ、謝れ、どうすべきかの代案?、そんなもの自分で考えろ!、何でこっちがそんなこと考えてやんなきゃなんないんだよ!。……では?。

炎上を狙い、それに執念を燃やす追従者も大勢で始めた。火のある所に野次馬は立つ。

イジメる側よりイジメられる側が圧倒的に増えて来た昨今、イジメられた側は覆面の安心感から、今度は誰かをイジメようと試みる。ひとたび成功すると炎上させた人々との間に不可思議な同種連帯感を持ち、同族相哀れむの意識なきまま、自身が勝ち組の仲間入りをしたかのようなエキサイトすべき局面を迎える。これだ!。これでいこう!。

イチャモンつける。難癖つける。反社会的勢力の常套手段だが、極道を歩んだそれのプロ達は最後に必ず後悔すると聞く。最後とは本当に最後の刻。つまり自身の一生が走馬灯のように脳裏を一瞬でプレイバックするという、有名なあの瞬間のことである。そんなやるせない虚しさ、自分の人生って何だったの?、であろう。

そんな先まで知るか、オレはまだ若いんだ!。

いや違う。若いのにそんなことにいそしんでいるようでは先はない。何故って、有名人のコメントを蝶の様に舞い蜂の様に刺している人達は次の事柄を認識していない。頭からカリッとサクッと美味しいスコーン!と抜け落ちてしまっている。

現在、日本の国際競争力は世界60ヶ国中、真ん中よりチョイ下。このランクは日本が今後経済大国第三位から徐々に滑り落ちてゆくであろうことを如実に物語っている。

ランクが低い最大の要因は国の借金の膨大さ。破産してるのに破産宣告しないで日々芸者遊びをしているに等しい。

といった事柄など全く知らない人達が著名人やイベントサイトを炎上させることに闘魂を燃やしている。だってそうでしょ?。将来一体どうなると思ってる?。あなた自身の経済的問題。国がこうなんだから関係ないわけないでしょ?、この国の人なんだから。

若いのに投資や投機をやっている人達は死に物狂い。生活がかかっているんだから。将来設計がかかってるんだから。それ考えたら炎上闘魂なんてやってる暇ないもんね。

炎上全力投球、気持ちは分かる。寂しさ、嫉妬、ストレス膨満感から破裂した怒りの矛先。負け組の遠吠え転じて密やかなるバーチャル勝ち組気分。泣き濡れた跡の残るストレス発散…。分かる。本当によく分かる。そういう時って誰にでもある。あるが、長い時間をかけていると浦島太郎伝説カマンとなる。

 

攻撃する相手を完全に間違えている。

 

政府関係の、国民の声を聞く部署にアクセスして要望をぶちまける、オチャラケ番組に終始するTV番組に真剣な〇〇いについての討論会をやって欲しいだとか、自身の生きる道に切実係わる要望を、クレームを、意見意向を、ガンガンに発信するべきだ。それこそが王道圧力団体形成へのムーブメントだ。

そういう人が大勢になれば、TV局のサイトが炎上すれば、番組はたちまち組まれるに違いない。視聴率ある程度割り出せてるしね。

ゴシップ関連は簡単明快だから攻撃出来るけど、政治はよく分からないから攻撃出来ないという若者も多いだろう。

よく分からない、なんてことない。単純明快。このままいったら老後は野垂れ死にするしかない。莫大な信託財産でもあるなら別だけど。

何とかならないよ、野垂れ死に回避。人を攻撃して遊んでいるより自分を大切に考えて、自分を優遇させる社会の規範造りにクレームつけなきゃ、意見を言わなくちゃ。だって脱税出来ないでしょ?。税金何に使われてるか興味ないの ?!。

東北復興資金が国会の豪華シャンデリア代金に支払われたけど、あの時炎上闘魂発揮した?。

これからもしないなら、する気がないなら、あなたの炎上闘魂は唯のイジメだ。