時代の恩恵を無視する瞬間 / 変わらないアナログな心 / 置手紙の誠意

Title : 露天風呂が最高じゃないなんて週に6度しか頭洗わない奴に言われたくないネ

 

 

時代の進歩。コンピューター時代の生活様式激変は過去の歴史の中でも極めて異例なもの。すっかりコンピューター感覚に慣れたものの、

結婚の家庭生活を突如捨て蒸発する時、同棲の家庭生活投げうち突然失踪する時、まさにその瞬間、行くものは残される者に対して別れを

メールするのか。

手紙の置手紙にするのか。

時代の様式や価値観が変わろうとも人の信条、心情、物事の捉え方は依然として個々異なるものだ。決断の時、それを自分自身が一番思い知らされるのかもしれない。

 

貧しき人々、とりわけ、力のない未成年者がお金を稼げる社会公認のアルバイトの代表格に新聞配達があった。新聞絶対時代、それはまとまった収入源として力のない者達には有難くて涙の出る頼みの綱だった。今それはほとんどない。

便利が万能の魔法ではいないことを知る時、思い知らされる時、

それは誰もが経験する絶句の瞬間でもある。

人間の心はアナログのまま。それを思い出させる日常の事件に乾杯。置き手紙とメール、伝えたんだから大して違わないじゃないか、ケジメはつけたんだから。

そう。

置手紙には誠意を感じる。その人の余韻を、残り香を感じる。私だけだろうか。

風立ちぬ 、今は何? / 今日から私は心細い旅人

Title : 抹茶色にそまる秋は既にないキャンペーン、イメージキャラ・ポスター

 

 

松田聖子の歌に ♪ 風立ちぬ という名曲があるではないですか。

♪ 夏から秋への 不思議な旅です

って。ひどく頷けてしまうではないですか。ものすごい酷暑から突然何の脈絡もなくブツッとね。アア、これからスポホツの秋、アウトドアの季節、爽快きわまりないステキな秋と思いきや連日の梅雨。さ、寒いよぅ…。

これから日本の梅雨は秋になりましたから宜しく、みたいなねぇ…。そりゃ昔から秋の長雨って言いますけれどもねぇぇ…。最近の日本て四季というより三季ベリーマッチって感じではあーりませんか?。確かに不思議な旅ですよホント。心細い旅人…私達ってそんな感じしません?。

草原のテラスで手紙 も気を付けていないとゲリラ豪雨っちゅうやつがありますからね最近。草が生い茂っているところも気を付けていないと外来生物に噛まれたり有り得ますでしょ。昔はサトウキビ畑にヨシハルという名のハブがいて噛まれたりした人がいたようですけど。

そんなわけで、もはや日本に春夏秋冬(しゅんかしゅうとう)はありません。今後は夏冬(なっとう)だけです。

随分昔に大橋純子さんは ♪ たそがれマイラブ の歌詞の中、今は夏…と今は冬…としか歌っておらず春と秋を歌詞から抜き去りました。これは、明らかに日本が将来的には四季が夏と冬の二季になるのだということを的確に予言していたのだと言えるのではないでしょうか。