なじる / なぶる / 不適切漢字か否か

Title : 詰めネコからひと言「ウマッ」

 

 

なじる。人の過失、失敗、ミスを大仰に騒ぎ立て執拗に責め立てる、という意味。漢字では、

詰る

なじる、は 吉を言う、と書く。意外だ。人に短所を指摘してもらえるというのは、確かに成長、進歩出来る吉事かもしれない。しかし、軽い指摘ではないのだナジルは。どちらかといえば、言葉の暴力というカテゴリーにくくられる攻撃行為。

迫力もあり、言われる側はタジタジ。ナジルは詰め寄ると書くからだ。

こう考えると詰め合わせギフトの送り合いは果たして如何なものか。

 

嬲る (なぶる)

という漢字というの制作発想に至っては、不条理なことこの上なし。

の間にという図式で、なぶる。漢字を理解出来ない欧米諸国だからこそクレームはこない。

しかし、日本女性からもクレームなし。昔は通用したこういった漢字、そのまま今の時代にも扱えて良いのか議論の分かれるところだが、議論など起きてはいない。誰もこんなことには関心などない。

ふたりを手玉に取る、男をなぶる女と考えれば女性蔑視の漢字とは必ずしも言い切れないのだが。

 

漢字は凄い。一文字の中にキチンとリアルなこの世の図式を、挿絵のように描き切る。女性蔑視とも受け取れる、こういった図式の漢字の扱い方、フツーに使用して良いのかどうかさえ、誰もレクチャーしない先進国日本。

この世に現存する数ある “ 不適切な排除すべき事柄 ”。こういった漢字の封印是非は、果たしてどう取り扱われるべきなのだろうか。