加工食品の秘密

 

 

1⃣ 加工食品のことを食材を加工したものだと勘違いしている人は意外と多い。そういうことではなくて、本当の意味はカロエという物産会社名称の食品という意味である。

面談の秘密

 

1⃣ 炎に飛び込む勇敢な消防士。その採用試験ともなれば手に汗握る一触即発、まさに真剣そのもの。一般の就職試験質疑応答を面談と呼ぶ人が居るが大間違い。炎についての面接のみが面談、それ以外は全て面接、つまりソッと接する程度に過ぎない。覚えておこう。

単品の秘密

 

 

1⃣ 単品を一品だと思い違いをしている人が多いのは残念だ。本当は10品もあるのに気付くことなく残り9品を誰かに取られてしまう。悲劇!。

両替の秘密

 

 

1⃣ 両替の秘密

上、さりげない日常に隠された秘密に光を当てたボード。

 

 

2⃣ 品川回りの秘密

下、日々の暮らしで忘れがちな倹約の理念を掲示。

 

 

 

 

3⃣ 位置の秘密

人間観察から見出された現象。

 

 

 

 

 

金と銅の秘密

1⃣ 金と銅の秘密

上、誰にも見分けがつかないことが良く分かる。

 

 

2⃣ 学びの秘密

上、王冠と帽子がよりよく見分けられるボード。

 

 

 

3⃣ 生物の秘密

上、エとは何か。未だ解明されない謎。

 

 

 

4⃣ 努力の秘密

上、人生の厳しさを痛感するボード。

 

 

 

 

 

 

 

 

婚姻の秘密

1⃣ 婚姻の秘密

上、人権問題を提示した有名なボードとして語り継がれているわけではない。

 

 

2⃣ 熊の秘密

上下共、軟膏メーカーに一石を投じた。

 

 

勉強の秘密

1⃣ 勉強の秘密

上、観客からどよめきが上がったボード。

 

 

2⃣ 上皮細胞の秘密

上、一部ブーイングが起きたボード。

 

 

 

3⃣ 競争の秘密

シャドーボクシングは座ったままで出来るはずがないのに、何故ワザワザ立ってと…。

 

 

玉座の秘密

1⃣ 玉座の秘密

エッセイで添付されなかった講演会に用いられた亜万田の制作ボード、すなわち単語の中に封印された真実を暴露。詳しくはメニュー “ 日本語しまショ ” の “ 行列の出来る講演会 ” を参照。

 

 

 

2⃣ 宇宙の秘密

上、観客のスタンディング・オベーションを受けたボード。エとは何か。亜万田生涯を賭けた研究の一見解。

 

 

3⃣ 大相撲の秘密

上、力士達との雑談から発見した真理。

 

 

 

自分に聴かせる恋歌 / 光莉の青春アーケード

 

 

 

色褪せたまぼろしが 夕暮れを染める部屋

私の指先が震えても くちづけは拒まないでね

あなたを抱きしめても 私を抱きしめても

同じだけの夜を重ね 同じだけの羽根をむしる

くちづけのまま だからこのまま 物語を閉じて

 

指先をからめれば 秘密には遠すぎる

この腕を重ねても 恋人は裏切るけれど

哀しみが舞い降りて かたわらに巣を作る

冬枯れた嘘をなぞり 同じだけの憂いあげる

くちづけのまま だからこのまま 物語を閉じて

 

歌い終え、エンディングかき鳴らすハミングバード(アコースティックギター銘柄)のスリーフィンガー(ギター奏法のひとつ)が凍える指先、ぎこちない旋律を醸し出す。

“ いいや、どうせ誰も居ない。…なんて考えちゃだめ、そんな考えじゃプロになんか成れっこないんだからネ ”

演奏が終わると同時、遠いところで引きずり下ろされる商店シャッター音が光莉(ひかり)の吐く真っ白な息を僅かにブレさせた。

“ 歌の終わりと同時なんてさ、アタシの歌を聴いててくれたのかな ”

そうでないこと、自分で一番よく分かっているくせに。いつもの自分向け速報が光莉(ひかり)の耳元で意地悪に呟く。18歳の少女は鼻をひかえめにすすると、足元のギターケースの中に転がる50円玉を拾い上げようとした。2月の寒さで冷え切った指はそれを不可能にしたようだ。無理に小銭をむしり取ろうと枝に舞い降りたフクロウの様に指を曲げた時、人差し指関節に軽い痛みが走った。

「もう、や!…」

言いかけ言葉を力づくで飲み込む。彼女の茶色いセミロングが一瞬左右に翼をひろげたかと思うと、それはたちまちストンと落ちた。光莉はしゃがみ込み、二度の夏休みバイトで買った宝物のハミングバードをそっとケースにぎこちなく収納する。バチン、バチンと留め金を二つかけたところでスッと商店街アーケードの明かり半分が消えた。

“ 残り半分が消えるまで2~3分。急がなきゃ ”

光莉は自作の曲が書かれた楽譜と楽譜立てを大きなバッグに慌ただしくしまい込み、たまらず両手に息を3回吹きかけると大きなバッグを肩に掛け、ギターケースを注意深く持ち上げた。どんなに寒くてもファンが数人待っててくれるかも。凛とした寒気の中で自分の声がどんな具合に響くのかも確かめたい。二月になってから全然歌いに来てないし…。

全ては当て外れ。誰1人として立ち止まりはしなかったし、彼女の声はいともたやすく夜のとばりに負けた。響きもせず伸びもしなかった。

“ 何だよもう~。あそこの角のオデン屋は一本100円なんだよぉ~ ”

さっきジーンズのポケットにねじ込んだ50円玉は光莉が演奏前に置いたサクラだった。光莉は歩き出し口笛で自作の歌を拭こうとしたが、吹けなかった。音が出ない程身体が冷え込んでいる。たった1時間でその有様。薄着過ぎるのだ。それも秋服。

“今夜は何処に泊まろう…。またカズちゃんち…。一番言いやすいけどこないだ止めてもらったばっかだし…どうしよう…”

夢は手なずけられない。スキを見せれば噛みつかれる。光莉はそれに気づき始めていた。まるで大人になろうとしている様に、見える。

 

 

◆写真タイトル / 観客

 

 

 

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