インフルエンザ患者騒然 / 大晦日葡萄館の奇跡 / 耳鼻咽喉科医の歌声

Title : 大晦日最大の歌謡祭

 

 

本日大晦日、毎年恒例の第1回全国耳鼻咽喉科医のど自慢選手権大会が満員御礼の葡萄館で開催され夜8時ゴールデンタイムに東京98chで実況放送された。

今年で33年目の節目となる大会は、耳鼻咽喉科医437名がエントリー、地区予選を勝ち抜いた22名が決勝大会に臨んだが、葡萄館会場は開演3日前から診療を希望する重度のインフルエンザ患者約5000人が詰めかけ列を作り、感染を怖れる周辺住人が大会中止を求め開演待つ列に抗議の捨て身強行突入し、葡萄館のある勝つ資格一帯にエルニーニョ現象が巻き起こり、一時周辺は騒然となった。

「インフル入ってる、というキャッチフレーズで始まったのど自慢ですが、反響が大きく主催者側としてはコダマを聴く楽しさが病みつきになった思いです。今大会の優勝者である石西(セキセイ)さんは小鳥屋が実家、子供の頃からインコの耳鼻咽喉に関心がありこの道に進んだと聞いています。翌日はインフルエンザを発症されたと伺っておりますが回復をお祈りしたいと思います」

全国耳鼻咽喉科のど自慢運営委員会会長 浅田 雨

◆ 嫁入新聞日曜版 地方トピックス43面より抜粋