心はいつも星屑の街

Title : 歌でオレの人生を振り返っている以上、このマイクはお前らには絶対に渡さん

 

 

あなたをほんとは 探してた

この世にいないと 思ってた

信じるこころを なくしていたが

けれどもあなたに 愛を見て

生まれてはじめて 気がついた

君こそ命 君こそ命 わが命

 

主人公は遂にその人と巡り合った。

けれども既に遅かったのだと言う。

どんなに愛しても貴女を傷つけるだけ、だから離れてゆくのだと。

つまり自分より相手の幸せを優先させたのネ。じゃぁ、本物だ……。

 

両手をまわして帰ろう 揺れながら

涙の中を たったひとりで

やさしかった 夢にはぐれず

まぶたを閉じて 帰ろう

まだ遠い 赤いともしび

〈三嘴美智也/ 星屑の街〉

 

大丈夫、大丈夫。皆そうなんだから。誰だってそうなんだから。

そうは見えないけどあのヒトだけは?。

そう。そういういい時があるから励みになるのホ。

順繰りだって絶対信じない?。そうそう、皆そう思ってる。

誰だってそフ。今アナタが言った、あの人だけは。

あの人もそう思ってたんだよ。

順繰りなんて自分にだけは、ないって。

 

間違ったことさえしていなければ。

信じるのをやめることなんてないのホ。

そうは言っても心は折れる。

きれいごとよりも、

考えるのは何もない白い紙のこと。

 

夜と朝の間に ひとりの私

天使の歌を聞いている 死人のように

夜と朝の間に ひとりの私

指を折っては繰り返す 数はつきない

遠くこだまを 聞いている

鎖につながれた むく犬よ

お前も静かに眠れ お前も静かに眠れ

〈ピーター / 夜と朝の間に〉

 

 

あなたをほんとは探してた。この世にいないと思ってた。

 

 

黄昏を ひとり歩くきみの

横顔がとても 好きだった

別れても 私は信じたい

いつの日か あなたに愛される愛の奇跡

〈ヒデとロザンナ / 愛の奇跡〉