既成の砂糖がなくなるという勘違い /聞き間違いにご注意

Title : きみが去った露天風呂にもたれ 落ちては溶ける雪を見ていた

 

 

既成の砂糖がなくなると聞き慌てて砂糖を買い占めに走ったわけだが、その店の店主と立ち話をしているうち、既成の砂糖がなくなるのではなく稀勢の里が横綱でなくなるという聞き違いが発覚、買った砂糖を返品しようとして言い争いになった。

ボクだけではなく同じ様な経験をした人は居ないと聞きホッと胸を撫でおろす。

横綱横砂と書くものだとばかり勘違いしている人は沢山いて、そういった人達に限って、横砂の得意技が真横から土俵の砂を目つぶしとして相手の顔にかけるものだと信じ込んでいるのだから始末に負えない。ボクシングにアッパーがあるように相撲にも下から上へまき散らす立砂(たてづな)というものがあるのだ。

目つぶしワザの横砂立砂で勝った場合のみ白星を星の砂と呼ぶという事をボクは長年知らずにいて恥をかいたことがある。我ながらウカツさ加減にアイソつかすが、ウカツといえばゴーン氏逮捕もそう。

思えば2017年の大晦日、ボクは例年ならガーンと聞こえる除夜の鐘の音がゴーンと聞こえていたのに深く考えずじまいだった。今にして思えば、あれは鐘が警鐘を鳴らしていたのだ。鐘なだけに。

ボク達はこんなふうに、いい加減に日々を過ごしている。強く反省したい。