Title : 今なら5枚は一気喰いが出来る3種のチーズピザ
問題の3日目…。
何が問題なのか分からないが、そんな心持で憂鬱なアクビ。
でもサー、もともと寝つきが凄く悪い割には、眠れてるかも。
エネルギー不足なのね?と微笑。オオ!いいジャン、微笑するなんてッ。
余裕をカマしてるねぇ~キミッ。と口走った瞬間、
全身に冷水浴びせかけられた思い。
受験勉強どうしたの?、そんだけ余裕なら合格間違いなしなのねぇ~?。
焦る。マジ、シャレにならない。もう1日たりとも無駄に出来ない。
つまり、ダイエット失敗でスゴロクよろしく、
モノポリーよろしく “ 最初に戻る ” なんて猶予は一切なし!。
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2日目◎
と、ご報告。なのにホワイ?。今日は盛り上がらないボクの心。
気がかりなことが有る証拠。今日1日、見事に持ちこたえられるだろうか。
自信がない…。
周囲が見えなくなる程、何かに集中しているとする。
その間、ブッ続けの2時間だったとする。
ア~ッ、終わったァーッ!と一気に緊張が解けた瞬間、
到底こらえきれない尿意に襲われトイレに駆けこむ、
なんて経験あるんじゃない?。
それッて脳がボーコーさんに命令してたからじゃない?。
「今コヤツは夢中でコレをやってるから、オマエ ( ボーコー) は
余計な口出しするんじゃない。いいな?」つて。
ガマン出来なくなるまで用足し欲求を感じなかった、
なんて信じられない!。脳ミソってスーパーマジシャンなの?。
米海兵隊合言葉の
“ 臨機応変であります!! ”
ってかい。それなら納得。
昨日のボクは、湧き上がる飢餓感を別の苦しさにすり替えて
脳の指示出しを上書きしたのかも。
でも脳は頭がいい。ボクと違ってジックリ考えるタイプ。
だから同じ手は決して通用しないだろう。
何か効果的な代案があるだろうか。ううむ…。ない。
ヤだな怖いジャン。どえりゃあ、マズいジャン。
お腹減ったァーッ!!
のオーダーしてこないボクのポッテリお腹。
昨日もそうだったなァ~この時間帯、と掛け時計見上げる。
午後2時15分。
すかさず、絶食ダイエット強行中のフレンドから電話。
「ピザ食いに行かね?」
行かね?ってチョットあんたねえ~、察しなさいよと言いたくも
インフォしてないもんねェ…。
午後3時。
突如、映画 “ ジョーズ ” の巨大ホオジロザメが
大口開けて海面に飛び出してきたような腹ペコ感!にドギモ抜かれる!。
また来たァァァーッ、サプライズショック Var-2!!。
反射的に立ち上がり、半身くの字に前かがみ、
思わず両腕で自分の腹部をロック!。
何だそりゃ、刺しこみじゃないでしょーが、
などと微笑ネタ。ダメだ笑えない!。
いかん、このままでは3分後に間違いなく
食物に大口開けて襲いかかっている!!。
どうする、どーする!!。ヒェェェーッ!!。
突拍子もないアイデアが閃く。
中学時に片思いだった麗しのカノジョにッ、
とうとう最後の最後まで勇気がなくて打ち明けられなかった熱い思いを
カノジョに告白したらどうだろうかッ?!、ダメだろうかねッ?!、
などと無言で叫ぶ。誰に聞いてんだか分からないが、
とッ、とッ、とにかくッ!!。カノジョはブティックで働いている。
検索しお店にマッハで電話。
「はい」
「アッ!。あの、◇◇さん居ますかボク△△で…
「ああ、あたしですけど(笑)」