紅葉真っ盛り / 銀杏に紅葉 / 枯れた蓮の葉

Title : 免疫力ゴールキーパー

 

 

昨日もチャリ。行く秋を惜しむ模様眺めでご近所周り。

先週とは比べようもない程、風が冷たかったです。昼風さえ身に染みる季節になって来たのですネ~。サムザムすると、決まってお金が欲しいと思ってしまう。

ふと見上げれば、

 

 

Title : 黄金全盛

 

目に染みる青空に見事な黄金であります。

コガネではありません。オウゴンであります。

 

なのに、イチョウは漢字だと銀杏。銀なのですね。

さすが日本語。

「理屈じゃない!。オレがそう決めたんだから、そうなんだ!」

ということなのですネ。TVニュース観てるから

決める側の論理、良く分かります。

 

目当てのイチョウの色付きを見たので、次はモミジ。

オオ!、あったあった!これだこれ!。

 

 

Title : モミジの様な手、を過ぎても愛らしく

 

やはり、湾岸地域の落葉樹は色づきも早いようです。

寒暖差が激しいですからネ~。

 

しかし、モミジは、漢字で書くと紅葉。

コウヨウしたモミジ、を漢字で書くと

紅葉した紅葉

となるのですネ。さすが、ワザとモノゴトをややこしくして

本質から遥かにかけ離れさせ、責任の所在をケムにまく手法のお家芸!

不思議の国、ニッポン!。

 

黄色、赤、の次はワビサビの世界だなー。と、いつもの蓮池へ。

 

 

Title : 心の対話

 

 

覗き込めば、もう一人の自分。

ミナモは水鏡か。

誰もが自分と自問自答した、

パンデミックという名の奇異な季節。

覗き込んで見たかったものは、

自分の本心?、あの人の本心?、あの人たちの本音?。

 

 

Title : たくさんの蓮葉

 

 

夏とはあまりの違い。その情景に息を飲みます。

『男はつらいよ』の主題歌の歌詞に

 

♫ ドブに落ちても根のあるヤツは いつかは蓮 ( はちす ) の花と咲く

 

というのがありましたネ。いまどきですと、ドブは危ないです。化学薬品の不法投棄とかあります。果たして花と咲けるかどうか…。

やはり、蓮は健全でパーフェクトな環境下での生育でしょう。

アレ?、生育と育生、どう違うんだったかな?。

マ、いっか。

しょせん、会社も社会も似たようなものなんだから…。

 

穴だらけの不完全なレンコン。まるで未熟な人間そっくり。

だから水底の泥の中で、互いに手をつなぎ合っている?。

いまどきだと、泥の中って自宅の中?。

繋ぎ合うのはSNS?。

 

今日は何だか少し寒気がしますです。風邪のような気がします。

インフルエンザ予防接種はもう済ませましたけど…。

最近は何かとクスリが話題のマトですよねぇ~。ワクチン、ワクチンで。

 

という漢字は、

楽になる、と書いて草かんむり

昔は薬草イコール薬、だったからなんでしょうか?。

 

という漢字も連なると書いて草かんむり

 

を合体させると、

連なることは楽しい

と、なりますね。

 

雑草たちの本音でしょうか。

レンコンは天ぷらが一番、ということなんでしょう。

おそらくは。

 

晩秋のススキ / コロナ終息状態 / 手を振るサヨナラ

Title : 固まるBABY

 

 

少なくとも、日本国内に於いては

今のところ、あたかもコロナ感染は終息状態。

今後、いついかなる時に不測の事態が起きるとも限りませんが、

とにもかくにも、今のうちに

済ませておかなければならないことの

あれやらこれやらに皆様も追われているのでしょうね。

とはいえ、うららかな晩秋の風情に誘われ、

その腕の中、束の間を忘れていたりもするのでしょうか。

ボクも、昨日はチャリ外出、

周辺を散策してきました。

まず、運河の入り江で、顔見知りの赤エイを呼び出し。

 

 

Title : ハロー!

 

 

全長2mくらい。このお方は、いつもこのナワバリで20cmくらいのハゼを食べまくってます。

この日は今年一番の寒さ、風速5mも冷たかったです。

それでも、見ての通り足元まで来てくれました。

 

“ アイツどうなった。キノシタとかいうトギ ”

 

と、ソニー ( ボクが勝手に付けたエイの呼び名 ) が聞くので、

 

“ やっぱりあんたの予想通り、引きずり降ろされたよ ”

 

と、答えると

 

“ 社会的制裁の成果? ”

 

と聞き返すので、そうだと答えると

 

“ だと思ったよ。ふんじゃぁね ”

 

と、軽く黄色い片手を上げて去っていきました。

 

 

Title : 去り行く勇姿

 

 

運河の汽水は見事に澄み切ってますね~。ソニーは、

ダト、オモッタンダヨナー

をブツブツ呟きながら深みへ。

そろそろ、彼もハゼも、温かい海の深場へ落ちる頃です。

ちなみに、写真中央の石の真横の赤いのは紅葉、点在する白い塊は泡。

 

入り江を後に、次はススキを見に里山の小道へ。

 

 

Title : 晩秋の小道

 

 

澄み渡る空と風に心が洗われます。

洗濯機の中で激しく回転しているような、

と言えば嘘になりますか?。

と、その時、

「行ってきまーす」

という猫の鳴き声が、左手の樹の裏手から。

回り込んで見てみますと、

 

 

Title : 陽だまりの中で

 

 

お二人は長々と話し込んでいたのでしょう。

アグラでもかいていたのか後ろ足をノビッコ屈伸しています。

見送る側は、微動だにしません。

 

 

そのあと、周辺をぐるりと散策し1時間後に戻って来ると、

偶然、またこのネコに会いました。

 

 

Title : あれっ?、どこ行った?

 

 

コロナが、ずいぶん色々なものを変えました。

塗り替えたり、塗り直したり、

塗るのを止めちゃったり、さまざまですね。

 

冷えて来たので、早々に引き上げることにしました。

振り返れば、銀色のススキが名残惜しそうに手を振ってくれています。

 

 

Title : 揺れる白銀

 

 

小道の葉っぱの上、小さなコガネムシ系の虫を見かけました。

せわしなく動いてましたが、覗き込むとビクッ!として

そのまま固まってしまった。死んだふり?。

セミがこんなだと、子供も網要らずで採り放題なのにね~。

 

人間もショックで固まっちゃう時がありますけど、やっぱり

本能的に自分の存在を消そうとでもするんでしょうか。

今年を振り返れば、

そんな時が、たくさんの人々に、沢山あったような気がします。

 

などと、シミジミしながら

スーパー売り場をぷらんこぷらんこしていると、

ダルマ弁当を発見!。

ひと昔前、軽井沢駅で購入し新幹線座席で食して以来!

1100円もするのをものともせず勢いで買ってしまい、

いいや、想い出を食べるのだから!とガツガツ。

 

 

Title : 色どりも美しいダルマ弁当

 

 

炊き込みご飯がゴワゴワと固くなっていて

冷え冷えとしておりました(涙)。

赤いウツワはチン出来ないそうで、

別のウツワにわざわざ移してチンするなどといったことも

ウツワの小さいボクには到底できず、

まさに手も足も出ず。

 

あー、それでダルマ弁当なんだあ~。

日本の食文化 / 呼び名の嘘 / ネーミングの謎

Title : 焼肉よりカレーだべ!

 

 

「焼肉行こうよ、焼肉」と孫娘の夢香(どりか)。

「焼肉の種類は?」

「種類?。牛肉に見えてんジャン」

「ウシ肉じゃなくて?」

「ハ?」

 

「どうして豚を見たらブタと呼ぶのに、牛を見たらウシと呼ぶのに、

どうして食べる時だけギューになってしまうのか、

ワシにはどーしても分からん。何故なんだねドリ。

夢平(むへい)に教えてくれんかね」

 

「だってウシ肉とか呼ぶとキモいよ。

ナマナマしーよーッ!。食欲無くなっちゃうよォー!。

生前の姿思い浮かべちゃうよォーッ!」

 

「ハア~ハ、なぁるほどぉぉ…。それでかぁ~。

ウマ肉と呼ばずに馬肉(ばにく)になってしまうんだねえ~?。

ナマナマしさを失くすか」

 

「そーだよお~。早く行こッ、早くッ。ねッ、ねッ」

 

「焼き鳥と書くのはどうしてなんだね。

…スーパーで鳥肉(とりにく)とは書いとらんじゃろ。

鶏肉と書いてあるのに、焼き鶏とならんのはどうしてなんだね」

 

「焼き鳥は、鶏(にわとり)とは限らないからジャン。

色んな鳥を焼くんだよきっと!。

早く焼肉行こーよー、オジーチャアァーン!」

 

「それはおかしい。オジイチャンは全然、賛成出来ない。

それはおかしい。……

焼ホルモンと言わないで焼き鳥にしてしまう

のもワシを苦しませる呼び方なんだよドリ。

焼き鳥と呼ぶようにしてしまい、

挙句に肩透かしして、ホルモン焼きと言う。

鳥焼きと言わずに焼き鳥、

それなら焼きホルモンなのかなと

メモ取ろうとすると、ホルモン焼き…」

 

「呼び方なんてどーだってイージャン!。なんでそんなこと言うんだよー!。

焼肉食べたくないのオジーチャン?。そーなんでしょ!」

 

「呼び方どーでもいいなら、ドリカと呼ばんでドロカでもいいのかい」

「アタシは食べ物じゃないからダメだよー、チャンと呼ばなきゃー」

「だけどだねドリ。牛も豚も

食べ物として生まれてきたわけじゃないんじゃなかろーかね」

 

「オジーチャン、もしかしてお寿司食べに行きたいの?」

「そう」

「じゃ、お寿司食べに行く?」

「行く行く」

 

 

Title : 炙り穴子寿司

 

 

 

 

空中分解システム (2) / 食物連鎖の最底辺 / 分裂を融合に変えるバイブル

Title : アナタとワタシ

 

 

何故、パンデミックだったのか。

何故、異常気象なのか。

 

何故、

核家族化現象

が起こったのか。

 

何故、在宅ワークなのか。

早期離婚、早期退職、中途退学、仲間外れ。

分裂。更に分裂。また更に分裂…。

 

分裂予想、

分裂不安、

分裂危機、

分裂間近、

分裂の   現実化。

達成された分裂というものは、

便宜上か、

逃避か。

逃走か。

 

果たして最後まで逃げおおせるかな?。

何処まで行けば分裂は終わる?。

今のが最後の分裂だって?。

その根拠は?。理由は?。

核分裂に次ぐ核分裂。

自分でさえも驚かずにはいられない程の、分裂。

 

組織からの分裂。

分裂という名の離脱。

離脱という名の逃走。

逃走という名の拒絶。

拒絶という名の否定。

否定という名の自己愛。

自己愛という名の孤立。

孤立という名の孤独。

孤独という名の独立。

独立という名の革命。

革命という名の反抗。

反抗という名の自我。

自我という名のエゴ。

エゴという名の個性。

個性という名の性格。

性格という名の性質。

性質という名の本質。

本質という名の自分。

自分という名の核。

核という名の単体。

単体という名の単細胞。

単細胞という名のプランクトン。

 

食物連鎖の最底辺に位置する不都合。

 

不都合脱却の為のあがき。

あがきという名の主張。

主張という名の自己チュー。

自己チューという名の個性。

個性という名の手腕。

手腕という名の詭弁(きべん)。

詭弁という名の特技。

特技という名の才能。

才能という名の悪知恵。

悪知恵という名のそしり。

そしりという名の攻撃。

攻撃という名の批判。

批判という名の弾劾(だんがい)。

弾劾という名の追放。

追放という名の処罰。

処罰という名の評価。

評価という名の世間。

世間という名の社会。

社会という名の現世。

現世という名の生活環境。

生活環境という名の生活。

生活という名の日常。

日常という名の暮らし。

暮らしという名の昨日。

昨日という名の今日。

今日という名の明日。

明日という名の将来。

将来という名の未来。

未来という名の期待。

期待という名の希望。

希望という名の成功。

成功という名の幸福。

幸福と言う名の財産。

財産という名の結果。

結果という名の目標。

目標という名の実力。

実力という名の優越。

優越という名の自尊心。

自尊心という名の私。

 

あなた。

わたし。

彼。彼女。

あの人。あの人たち。

 

 

さあ、折り合いをつける時が来た。

 

 

 

 

 

 

 

指輪物語 / ホビット庄 / 東京多摩川河川敷に出現

Title : 仰天するダルマ (過去を振り捨て立ち上がれ!)

 

 

小春日和 ( こはるびより )

は、春の頃を指しているのではありません。

 

子供の頃、ポカポカ陽気の春の午後、母に

「今日は小春日和だねぇ~」

と言ったら、

小春日和は、秋から冬にかけての春めいた陽気の日

のことだと、笑われたことを思い出します。

 

昨日がまさに、その小春日和でありました。

私は、落ちハゼ釣りをしている人が居るのかどうか

偵察に多摩川までチャリ走行。

 

♫ ススキの原は銀の色~、ではありますが

釣り人はほとんど見当たらず。

汚染に強いと言われるハゼも、アサリ同様、

汚染が進んだ

生物生息生息不可能となった東京湾で、

人知れず死に絶えていったようであります。

私は涙で視界が見えず、エッ、エッ、と泣きじゃくりながら

ふと顔を上げると、次なる景色が

目に飛び込んできたのでござひます。

 

 

Title : 多摩川よりムサコ ( 武蔵小杉 ) 遠望

 

 

周囲の平屋住宅群を見下ろす天空の摩天楼でありましょう?。

居ましたね、ジョン・マッテンロー、

などとオヤジ・ギャグを呟きながら河川敷を移動していたら、

驚くべきものを発見してしまいました!。

 

 

Title : ホビット庄

 

 

J.R.R・トールキン原作の映画『指輪物語』

に出てきたアレですよ。“ 中つ国 ” にある架空の地方、

そこで暮らすホビットなるコビトたちの村、

それがホビット庄。

 

これはアリ塚のようでもありますが、

ツタのような植物が

倒木の立ち枝まわりに繁茂、

のちに枯れたもの、のよーでありますが、

東京にもホビットが?、と信じてしまいそーな景観。

 

 

Title : コビトの家

 

 

多摩川の河川敷景観から、

ホームレスの住居が消えて久しいですが、

まさかこれが?、と一瞬、頭をよぎりましたが

川崎市自立支援センターが

ホームレスの方々に

施設入所を促した結果だそうですから、

これは違いますね。

 

 

Title : もぬけの殻

 

 

見て下さい。この蜘蛛の糸を吐きかけられた入口の跡を…。

もし、これがホビットの家でないのだとしたら、

果たして、このような巨大な化け物蜘蛛が

襲撃などするでしょうか?。

糸からして相当大きな、

子牛ほどの大きさのクモだと思います。

つまり、これはある意味、

これがホビット住居だという

証拠写真になり得るのでは?。

 

今、ふと思い立って、ホビットの家を念のために画像検索してみたら、

 

 

Title : 映画『指輪物語』より、あるホビットの家

 

 

何か、私が遭遇したヤツとは全く違いますね。

………。

 

もう、この記事で見たり読んだりしたことは

忘れて下さい。

 

人の記憶は、いや、

私の記憶は、いい加減なもののようです。

 

置き忘れた過去と

今、現在とのギャップ。

 

野菜を炒める、のという漢字は

少ない火、と書きます。

昔は、焦げ付かないフライパンなど無かったので

炒め物は弱火だったのかもしれませんね。

今は、が二段のが立つほどの

フライパン料理もありますから、

過去と現在のギャップは非常に大きい。

 

つまり、この例え話、私の思い違いとは

何ら関係性はないものの、

炒、という漢字を抹消出来ないように

私が書いたこの記事も

抹消は出来ず、そのまま投稿してしまう、

投稿してしまった、

そういったところでしょうか。

 

 

どういったところ?。

 

 

虫のいい話 / カンに障わる話 / 虫の居所が悪い

Title : 受賞メダルは金メッキかも

 

 

 

本年、『昆虫に於ける、早く人間になりたい!についての考察』で

述べる賞に輝いた、

近中氏(ちかあたる。66歳建売り住宅に在住。昆虫学者。泣き上戸) が

壇上に姿を現すや、観客席から割れてしまった拍手が湧き起こった。

 

「ええ……。ストック底をつきホルムに来たのは初めてではありますが、

皆さん通常の体温を超える温かい人ばかりで安心致しました…。

私の長年に渡る考察が、今回高く評価されたということは、

私の飼っております水中昆虫であるところの源五郎(みなもとのごろう)

にとりましても非常な喜びでした。感謝致します。

最初のとっかかりは、妻の私に対する不用意な罵声でした。

「働かずに食べられるようにしたい」と冗談めかした私に、

そんな虫のいい話がどこにあるのよ!

と噛みついてきたのです。私はハッと息を飲みました。

虫のいい話

これは果たして、如何なる解釈をすれば適切であるのか、と。

いい虫の話、或いは虫にとって良い話

ということなのか、という疑問です。

この虫の正体とは一体何なのか。これが研究の発端です。

容易に答えは出ず、私は類似サンプルの収集を始めました。

 

虫の居所が悪い

この法則も私を一層窮地に追いやりました。

ご存知のように、虫は種類によって色々な環境下で生活を営んでいるわけで、

それを居所が悪いと簡単に言われても…。

一体、どの虫が不適切な所へ何の目的なり意志で行ったのか、

皆目見当がつきませんでした。

 

疳の虫に触る

カンに触ることが出来る虫とは?。

やはり人間の体内に潜んでいると言わねばなりません。

これら一連の真理はサナダムシのことを指しているのではないか、

最初はそう疑ったほどです。

 

立て食う虫も好き好き

これも悩みの種でした。

長年、昆虫学者をしておりますが、

立ち食いをしている昆虫を見たことがないのです。

カブトムシは立っているように見えますが、

幹にしがみついてるので

厳密には立っているとは言えません。

 

泣き虫こむし

これもシュールでした。鳴くのではなく、泣くのですから。

つまり、昆虫にも感情があるという可能性が出てきたわけです。

夜泣き疳の虫

という真理を照らし合わせた場合、夜泣く昆虫であると限定出来ます。

 

これらの条件を全て満たすことの出来る虫は、

ただ一種しかおりません。

それはコガネムシです。

コガネムシは金持ちであり、金蔵を立てたと古い文献にありました。

また、コガネムシは飴屋で水飴も飼っているところが目撃されています。

金銭を設ける能力を有し、

その金で蔵を建てたり、甘党なところもある。

 

推論すると虫のいい話、とは虫の、いい話だったのです。

カネグラを建てるほどに成功した、といういい話だったのです。

つまり、金蔵を建てる前は

虫の居所が悪い、ということだったのでしょう。

恐らく、金蔵の一階か二階はコガネムシの住居だったのだと思います。

快適な居所が確保出来ました。

疳の虫に触る、は缶に虫が触る

が発展した言い回しなのでしょう。

缶の中身は恐らく水飴。

泣き虫こむしはコガネムシの子供であると思われます。

缶が硬くてフタを開けることが出来ずに、泣いたのでしょう。

夜に親の目を盗んでこっそり水飴を舐めようとしていたんでしょうね。

こむし、とは子供の虫ということになります。

研究の虫といった熱中ぶりを指す真理も、

いかにコガネムシが汗水流して金を溜め込んだかが想像出来ます。

立て食う虫も好き好き

これは、水飴を立ち食いしているコガネムシに、

風俗のコガネムシ嬢達が群がり

小遣いをせがんでいたのだ、ということが

関係各位の証言で確認されました。

 

私の、この度のハエある受賞は

コガネムシなくしては有り得ませんでした。

この場をお借りしまして、厚く御礼申し上げます」

 

 

 

 

 

 

 

新入社員の早期退職を考える / 消えた帰属意識 / 各部店の事情

Title : レンガのように頑丈なヤツ

 

 

 

蜜菱銀行本店第3会議室、部長会議。

 

「今日お集まり頂いたのは、御存じの通り、

ここ5年、我が社の新入社員が

入社後3年以内に退職する割合が4割

にまで達したことを受け、人事部からの要請で緊急会議の招集となった。

各部店、多忙であることは重々承知してはいるが、

皆さんのお知恵を拝借したい。…加川クン」

 

「ええと。…人事部長の加川です。

無駄な時間を省くため、単刀直入に申し上げたいと思います。

新入社員早期退職の最たる原因は、

当行の肩書至上主義にあるのではないかと…。

とかく絶対視されがちな肩書に代わりうる採用基準、

これに関し、今日は皆さんのお力添えを頂きたいと

マア、こう考えたわけです」

 

「はい…。よろしい…でしょうか。ア、恐れ入ります。

ええ、ワタクシ営業3部田川です。

肩書に代わり得る採用基準、これはワタクシ、

走り書きに尽きるのではないかと。

営業部店は足で稼ぐのが基本中のキ。

悠長に座って描いている様な奴は出世しないぞと、

いつも新人にハッパかけとるんですがどうも…」

 

「総務の滝川です。

常日頃、各部店の方々から

種々雑多な要望を多数受け、対処しています。

窓口でも断るのに一苦労でして。

是非、能書きタレるのが上手い人の採用をお願いしたい。切実です。

能書きが天才的であれば、ほとんどの依頼を

ナンタラカンタラで却下出来るのではないかと」

 

「貸出融資等関係調整部の北川、…であ、り、ま、す、が…。

どうなんでしょうな、こういうのは…。

というのはつまり、こういうことではないの、か、な?。

つまりは覚書なんですな、これが!。

どうも、相対的に、貸し借りの管理があいまいというか。

何なんでしょうかね、エ?。

覚書事務の完璧な人、これっちゅうことなんでしょうかね結局のところが、

ですよ。実際」

 

「金沢支店から研修に来ている融資部の及川です。お世話になっております。

こちらに来て1か月、どうも案件が繋がらずに

デッドになるケースが多いと感じています。

拡大発展があまり見込めないケースが多い。

私の立場から申し上げますと、

一筆書きに長けている人材の育成が

急務ではないかなと危機感さえ感じています。

案件がブツリブツリと単発的に切れてしまわず、

こう、ササササーッと、繋がるような、

そういう人材を求めたいですね」

 

「システムエンジニア部のシャリマハ・ガンジーです。

皆さんの考えはどうでもいいのかもしれませんけども、ですね、

アアハ、ごめんなさい、

ワタシ日本語があまり得意ではないでしょうけれどもがですね。

上書き

これが欲しいよこちら側はですよ。

何度も何度も上書き。

どんなに疲れてヘトヘトになっても、

次の日には健康ピンピンしてやって来る。

そうゆう人

 

部長たちから歓声が上がり、

スタンディング・オベーションが巻き起こった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

息子よ父を超えろ / 子供を説得できない大人 / 子供の目線

Title : 「ファァァ…ネム…。オレ、この親子ンちで毎朝鳴るの断りてぇ…」と二日酔いのハイテク目覚まし時計

 

 

 

「ここで入場券買うみたい」

「いくらだ」

「オトナ500円、コビト200円て書いてある。ボク、コビトなの?」

「ブァ~カァ~(失笑)。小人(しょうにん)て読むんだよ~」

「何で子供って書かないの?。」

「オトナが大きい人、だったら子供は小さい人だろ~。統一性が重要なんだよ」

「パパ、おかしいよ!!。パパ間違ってるよ!!」

「何てこと言うんだ」

 

「 “ 成人式 ” は “ 人に成る ” って書くじゃないかァー!!。

“ 成長して人になった ”

でもいいけどサー、子供はハタチまでいってないから

人に成ってないはずじゃないか、まだ!!。

それなのに小さい人?。人だと思う?。

小さい子供じゃ変でしょ?。

ただ、子供、でいいんじゃない?。

でないと、太った大人は太人、やせた小人は少人、になっちゃうんだよ?!。

パパそんな世界に住みたい?!。住みたいの?!」

「どうして小人をコビトと呼んでしまうお前が、そんな高度な話が出来るんだ。パパを陥れる(おとしいれる)気なのか」

 

親子は動物園でひと時を過ごし、レストランでお茶。

 

「パパ。どうなってるんだろう…」

「何が」

 

「動物と静物。違い、分かる?。

動いている物と止まってる物、じゃないの?。

パパのいう統一性に当てはめるならサー。

だったら動物と止物で統一してくれないと。

勉強して一杯覚えなきゃいけない小学生からの、切なるお願いだよ。

もっと分かり易く名前つけて」

 

「止物って何かヤな感じしないか?。だからだと思うぞ」

「でも動物にも静かなのがいるよ。

さっきの枝にブラ下がってたナマケモノなんか、全然動かなかったんだよ。

動物でいいの?アレ」

 

「でも移動するんだぞアレは。ジワーリ、ジワーリとな。動物でいいんだよ」

 

「なら植物だって大きくなってくじゃないか。ツルだって伸びて移動してくよ。

1メートル離れたフェンスにだって絡みつくよ。ジワーリ、ジワーリとサ。

ナマケモノと一体どこが違うっていうのサ!」

 

「お前は本当にパパの子なんだろうか。段々パパは怖くなってきたぞ」

 

「パパの名前は正一、ボクは正二。

統一性あるから親子だよ。安心しなよ」

 

 

 

Title : モグラ叩きなんて10年早いんだってば!