瞬間移動へのあこがれ / 瞬間湯沸かし器しか持っていないので

Title : 瞬間湯沸かし器パンドラパンダアー

 

 

「本日の「ジロリ口論」は柳川鍋中学3年2組の教室にお邪魔しています。スタジオにマイクをお返しする時はどのようにしたらよろしいでしょうか」

「テレポーテーションをあらかじめ配備している実行員にマイクをお渡しください」

 

 

「ああ、この方ですね。テレポオテイシオンを実行に移せるスクリプトタヌキじゃないですか。分かりました、そうさせていただきます。では、柳川鍋中学の校長ではいらっしゃらない、中学校舎斜め左脇交差点で信号待ちをしていた鍋底はるかさんと電話が繋がっています。もしもし、はるかさん。はるかさん?」

「はるかさんは私の声が届かないほど、はるかに行ってしまわれたようですね。代わりに、今、お隣に鍋蓋高等学校の校長、手鍋さんがいらっしゃったので、お話しを伺いたいと思います。では、早速ですが手鍋さん、こちらの学校では過去にさかのぼらせ歴史事象を替えることが出来る犬を用務員の方がお持ちだそうですね。それは本当ですか」

「本当です。スイングアウト・ジョーという犬で、過去だけでなく、未来へも行けますよ」

 

 

「この犬は以前、犯罪に使用されそうになったことがあると伺っていますが?」「そうでした。JFKの暗殺前夜にSOJを飛ばして暗殺を阻止し神の祝福を得ようとしたアストロンでしたか、確か。その者の仕業だと聞いています。現在行方が分かっていないそうですが」

 

 

「風評では海賊盤に乗船してイカを乱獲していると聴きました。いい曲が多いですよ。アストロンはブロッコリーの突然変異で生まれたITですから、ブロッコリー畑で捕まえて、と皆祈るような気持ちでしょう」

「分かりました。時間になってしまいました、3分番組なので仕方ありません。ではスタジオにマイクをお返ししたいと思います。スイングアウト・ジョーの準備は出来てますでしょうか?」

「出来ていません。というのも金塊の脳をはみ出させた人がさきほど犬を連れ去ったもようです」

 

 

「ああ、彼はゴールドマン将軍様でしょう。分かりました。マイクはお返しせず、天気概況に移りたいと思います。本日はこれで失礼致します」

 

 

ちなみにオレッチ、日本の中国地方産でフ