5万の価値 / 新5万節考

Title : 地球来星回数5万のスターマン 

かつて5万節という歌があり申した。

ハナ肇とクレイジーキャッツが歌っていたのですナ。

いったん放送禁止となり、

再度歌詞を書き直して発売したそうでありまする。

歌詞が凄いですねぇ。学校出てからウン10年、

何が5万なのか順番に列挙してみるとですよ、

1⃣ キャバクラに通いまくり、口説いた女が万人

2⃣ 議会の大物となり、とったワイロが5万円

3⃣ 脱サラし、引いた屋台が5万台

4⃣ ゴルフの大ベテランとなり、なくしたボールが万箱

5⃣ 芸能レポーターとなり、スターを追い回し張り倒されたのが5万回

6⃣ 無職となり、競輪競馬、パチンコ、マージャン、潰したサラ金5万軒

7⃣ TVプロデューサーとなり、やらせやらせで書いた始末書が万枚

8⃣ 医学の大権威となり、誓った禁煙が5万回

9⃣ 世紀の芸術家となり、爆発したのが万回 (当時、画家の岡本太郎が芸術は爆発だと言っていたので)

そして最後の歌詞だけが、学校出てから3000年となるのであった。

学校出てから 三千年

今日は仙人の クラス会

死んだり生きたり 入れかわり

あきれた神様 5万体

しかしまあ、この楽曲を作詞した故、青島幸男という方はもの凄い才能の持ち主だったんですねぇぇ…。

東京都知事時の獲得票が5万票だったかどうか定かではありません。

歌詞のゴロでは2か5なんでしょうけど、2では少なすぎ5にしたのだと思われます。

現在の日本、果たしてという数字が一体どれほどの重みを持つのでしょうねぇぇ…。

庶民には大金の5万円、使うとなると非常に心もとない…。

それこそそう思っている人はゴマンといるわけで、多分、

5千万人以上いるのでは?。