パディントンとテッド / マーマレードとドラッグ / 今と昔をつなぐ旋律

Title : 本質を考える主人公は常に興味深い

 

 

「時代が大きく変わり、ひとたまりもなかった」と言って店じまいをする小規模経営者社長。何もかも規模が小さいゆえに、倒産回避の手立ては用意出来ても、それを実行に移せるだけの資金調達が出来なかった。

「時代の波には勝てなかった」と言って吸収合併される大規模経営、すなわち大企業もある。何もかも大規模で倒産する危険性など思いつきもせず、乗っ取られる最悪のシナリオ回避の手立ても、有り得ないの一言でタカをくくり考えさえしなかった。

つまり、時代の波に勝てなかった、のではなく、時代の波が現在どんなものなのか、昨日の波、今日の波、そして明日の波はどんな特徴や要素を持っているのか、どうすれば乗り切れるのか、操れるのか、徹底分析などしたこともなかった。

つまり、サーフィンとは若者だけのものであって、陸の人間には一切関係がないと真顔で言う種族は確かに多く存在する。

 

映画『パディントン』はイギリスを舞台に物語を展開したクマの物語。

映画『テッド』はアメリカを舞台にひと騒動起こしたクマの物語。 “パディントンとテッド / マーマレードとドラッグ / 今と昔をつなぐ旋律” の続きを読む