日本に三波春夫あり / 長編歌謡浪曲の凄み

Title : ピザ欲しい現場

 

 

ロックファンならずとも、ひとたび聴いたなら余りの凄さに脱帽せざるを得ないロックオペラとも言うべきQUEENの名曲、

『ボヘミアン・ラプソディー』

神と悪魔のどちらの立ち位置に在るべきかで揺れ動く青年のエピソードを綴ったこの歌は、QUEENの地位を不動のものとし、そのずば抜けた才能を世界中に広く知らしめた。本国イギリスよりずっと早くQUEENを高く評価してのけた当時の日本人リスナー達は偉い!。

三波春夫の作詞作曲による『俵星玄蕃』(たわらぼしげんば) を始めて聴いた時にはブッ飛んだ。ボヘミアン・ラプソディーに勝るとも劣らないその壮絶さ。仇討ちか否か。やはり上(かみ)と悪魔のはざまで揺れ動く関係各位。

毎年大晦日恒例の忠臣蔵に併せて取り上げられることも多いので、聞き覚えのある諸兄も少なくないと思われるが、いかんせん9分弱と長い。よってTVでその一部始終を見聞視聴する機会は滅多にない。

この曲は全てを聴かなければ全く意味がない。聴き終えたならその意味がよぉ~くご理解いただけると確信する。浪曲など全く関心のないボクではあるが、これは楽曲のジャンルさえフッ飛ばしてしまっているほど凄い。日本人のDNAが騒ぎ、血沸き肉躍る。

 

ライバルである村田英雄の『王将』を聴いて発奮、三波春夫はこれを一気に書き上げたと言う。

お見事ッ!。ニッポンいちッ!。