卒業 / ドラマチックなトラウマチック

Title : 保護者と児童

 

 

卒業式。甘くほろ苦いセンチメンタルな儀式…にしたい取材者側方針なら、甚だ現実離れした事実誤認のひとりよがり報道になるだろうし、キチンと取材し証言をとるならば、登校から解き放たれた者達の口から意外な事実が浮かび上がることもあるのだろう。苦悩と不安、素知らぬ素振りと僅かな泣き虫、卒業式。

未成年者への取材が無理、若者の未来に影響を与えかねないから、の理由で具体的なレポートを行わないなら卒業式の映像報道自体も無意味。ましてや事実誤認のほろ苦き哀愁の別れなる演出は子供じみ、残念な大人と子供達から失笑を買うだけ。現に買っていて、それにさえ気づかない時代遅れは頭の痛いところ。

時代錯誤の認識をしたトップによって組織が振り回される。今や日本の頭痛の種。需要と供給バランスばかり考えていないで、要求と発散の図式を学ぶことから始めたらどうか。初心者コースがいいだろう。

初心者コース。地道な取材。取材時にハッキリと本質が掴み取れる理解力を大学卒業までに学べていなければ手遅れ。軽く卒業しただけのこと。

軽く卒業することを軽卒という。

アレならコレ、コレならアレ / 似て非なるもの

title : 相談

 

 

プリンに対してババロアがある。カレイに対してヒラメがいる。リンゴ、ナシ、モモは形状が似ていて果肉も同じく白い。ということは、

リンゴ、ナシ、モモに対してカキがある。ということなのだろう。

鉛筆に対して色鉛筆があり、犬に対して猫がいるのだろう。

ハチにはアブ。蠅には蚊。ウドンと言えばソバ。キャベツに対してレタス。

大根に対してカブ。

アメリカに対して日本。

 

対してって、一体、何が。

誰もが知る、ツーといえばカーってこと。そういうこと。厳密にはどう、とか、カテゴリーではどう、なんて話じゃなくってね。

そういえば、ベィビィメタルの歌で何かそういうのがあった。

 

♪ アレも違う コレも違う 何かちょっと違うのだ…

Take me home, Country Road John Denver

Title : Migratory bird〈渡り鳥〉

 

 

I hear her voice, in the mornin’ hour   she calls me

The radio reminds me of my home far away

Drivin’ down the road   I get a feelin’

That I should have been home

Yesterday, Yesterday

 

 

朝のひととき、ボクは彼女の声を聴く

ラジオからの その声は

ボクに遠く離れた故郷を思い出させた

だから今、ボクは車を走らせているんだろう

昨日には既に

我が家に居なくちゃいけない位だった

昨日には

 

Hey Hey, My My ~ Into the Black / Neil Young

Title : We’re’m Artists〈オレ達は芸術家だ〉

 

 

Rock and roll can never die

There’s more to the Picture than meets the eye

Hey Hey, My My …

 

 

ロックンロールを潰そうったって無理な話だからな

絵画だってそうだろ?

目に見えてるものだけが全てじゃないってことサ

500 Miles / Peter, Paul and Mary

title : Stop in the name of Love

 

 

If you miss the train I’m on

You will know that I am gone

You can hear the whistle blow

a hundred miles

 

 

もし私の乗る汽車を 見送れなくても

私が行ってしまったことは 分かるはずよ

100マイル離れた汽笛が

あなたの耳に届くから

 

 

熱い涙?。

燃える頬?。

 

燃える情熱、燃え盛る愛?。

 

 

燃え盛る液体、

それがあなたから私への

最後の贈り物なのね。

 

Fool to cry (愚か者の涙) / The Rolling Stones

Title : waiting to come.  you, you, you

 

 

I’m a fool baby

I’m a certified fool

Gotta tell ya, baby

I’m a fool babe

Certified fool for ya,

come on, year

I’m fool

 

 

オレは馬鹿野郎だ、ベィビィ

間違いなく馬鹿野郎だ

それを言っとくよ

オレは馬鹿野郎だ

間違いなくな

どうしようもないんだよ

お前もそう言えよ

オレは馬鹿野郎だって

イライラするカレイ釣り / マコガレイ

 

Title : マコガレイの煮付

 

カレイ釣りはイライラする。大変疲労する。別にカレイが悪いわけではない。ボクが愚か極まりないだけの話。

カレイを釣ろうと堤防から沖へ向かって仕掛けを振りかぶり、やり投げの如くに全力投入する。ボクの飛距離は約100m。

マコガレイが海底砂上の仕掛けエサを発見。マコはとりあえず餌の上に覆いかぶさりライバルをけん制。すぐ食べてくれればいいものを、何を考えているのかは分からないが、しばらくボンヤリとしているようだ。

やがて餌を食べ始めても、グルメなのか知らないがクチクチと少しずつ食べ、何故か知らないが急に食べるのを止め、再び餌に乗っかりそのまま寝てしまったりする。故に、魚のアタリがあったと猛反応して仕掛けを巻き始めると簡単にスッポ抜けてしまったりする。この時の失望感は筆舌尽くしがたいものがある。

故に、カレイ釣りは気長にのんびりと置き竿、1時間など平気で放置、と人は言う。当初真に受けてそうしていたら、仕掛けはいつしか遠くへと流され海底障害物に根掛かりして仕掛けブッツン、ハイソレマデヨ。1時間ガマンにガマンを重ねて期待は最高潮に達していただけにプッツン結果への憤慨は多大。この怒りを何処へぶつけてよいものか!。というわけで堅めのセンベイを持参するようになり、プッツンな度に思いっきりバリボリせわしなく怒りをセンベイにぶつけるようになってしまった。

カレイの煮付は身よりも卵。そう言う人が多い。ボクもソッチが大好物。買えば結構な値段。実際どれくらいの人気なのだろう、カレイの煮付って。これも毎回ウッカリ聞き忘れてのスッポ抜け。卵の味に終始して、ついぞ人気度は聞き忘れてしまう。

名画への招待

Title : 叫び〈モンク作〉

 

 

文句のひとつも言いたい気持ちはよく分かる。だけど、何も叫ぶこたァーないじゃないの。鼓膜破れるかと思ったよ。ったく。